事務手数料とは?
住宅ローンを申し込む時の手続きに対する報酬として支払うのが事務手数料です。
選ぶ金融機関や融資金額によって、手数料の金額が違ってきます。
基本的には住宅ローンとは別で支払う必要があるので、この手数料だけでもかなり大きなコストになってしまうことは確かです。
住宅ローンの事務手数料は、「定率型」と「定額型」の2種類採用しており、利用方法によってどちらが有利になるか変わってきます。
定率型
定率型は、借入金額に対し一定の割合を手数料として支払うタイプになります。
ですから、借入金額が多ければその分手数料は高くなってしまうでしょう。
例えば、借入金額×2%の低率型の場合、3,000万円借りるとなると手数料は60万円必要になるため、自己資金が確保できない人は負担になる恐れがあります。
定額型
定額型は、借入金額とは関係なくおおよそ3~6万円程度の手数料に設定される場合が多いです。
ただし、定率型に比べて住宅ローン自体の金利が0.1~0.3%程高い設定になっているため、最終的に支払う事務手数料は多くなることでしょう。
単純に金額だけで比較すると、定額型の方が割安だと思われがちですが、金利が高ければ毎月返済額も多くなってしまうため利用する人によって見方が変わってきます。